30代の年収別の平均貯蓄額を見てみる
2018年5月18日に総務省が公表した家計調査報告を基に記載させて頂きます。
2人以上の全世帯では、貯蓄額の平均が1,810万円で中央値が1,074万円です。
平均と中央値について複雑ですので簡単に説明させて頂きます。
1、平均と中央値とは?
例えば、5人の人が以下のような金額を貯蓄していたとします。
※貯蓄金額が少ない順に書いていきます
①100万円 ②110万円 ③120万円 ④130万円 ⑤1憶円
平均値は(①+②+③+④+⑤)÷5人=2,092万円になります。
①~④は約100万円しか貯金がないのに、⑤の人が1憶円の貯金をもっているため平均が2,092万円まで跳ね上がってしまいます。
それに対して、中央値というのは、少ない貯蓄金額順に並べたときの真ん中にくる数字の事を言います。
今回でいうと③が真ん中になります。
③の貯蓄金額は120万円ですので、この5人の中央値は120万円になります。
2、30代の年収別の平均貯蓄額
年収300万円未満 平均165万円 中央値 10万円
年収300~500万円未満 平均394万円 中央値 150万円
年収500~750万円未満 平均542万円 中央値 320万円
年収750万円~1,000万円 平均729万円 中央値 496万円
年収1,000万円~1,200万円 平均1,414万円 中央値 1,100万円
3、30代の年収別の貯蓄0円の割合
年収300万円未満 貯蓄なし 46%
年収300~500万円未満 貯蓄なし 38.5%
年収500~750万円未満 貯蓄なし 16.9%
年収750万円~1,000万円 貯蓄なし 22.9%
年収1,000万円~1,200万円 貯蓄なし 0%
4、30代で500万円を貯蓄している年収別の割合
年収300万円未満 2%
年収300~500万円未満 9.6%
年収500~750万円未満 8.5%
年収750万円~1,000万円 17.1%
年収1,000万円~1,200万円 0%
5、30代で1,000~1,500万円を貯蓄している年収別の割合
年収300万円未満 6%
年収300~500万円未満 4.5%
年収500~750万円未満 6.9%
年収750万円~1,000万円 11.4%
年収1,000万円~1,200万円 16.7%
6、30代で1,500~2,000万円を貯蓄している年収別の割合
年収300万円未満 6%
年収300~500万円未満 4.5%
年収500~750万円未満 6.9%
年収750万円~1,000万円 11.4%
年収1,000万円~1,200万円 16.7%
7、30代で2,000~3,000万円を貯蓄している年収別の割合
年収300万円未満 0%
年収300~500万円未満 0%
年収500~750万円未満 3.1%
年収750万円~1,000万円 2.9%
年収1,000万円~1,200万円 0%
8、20~30代の負債額
20~30代という幅の広いくくりですが、負債残高の平均が1,123万円です。
マイホームを購入しての負債だと思われます。
9、まとめ
以上のことから、30代は大卒で社会人になった人にとっては社会人歴が10年未満のため、仕事で年収を上げることもなかなか難しいと思います。
また、30代と言うと、結婚して、子どもが生まれて、マイホームなどでお金を多く使う年代でもあります。
子どもにかかる費用はまだ少ないかもしれませんが、マイホームというとても大きなお金が必要になる年代です。
我が家も32歳の時にマイホームを購入していますので、32歳の時に貯金がほぼ0円になりました。
子どもも30代前半で2人を授かっています。
そのため、多くのお金を使う年代だと思います。
以上の結果から、安心する方、厳しいと思われる方もいると思います。
どちらにせよ、まだ30代ですので、やり方によっては貯金0円からどんどん貯金を殖やしていくことは出来ます。
諦める必要はありません。
記事がまとまりましたらは、我が家の実例を基に貯金の殖やし方を説明していきたいと思います。
ここまでありがとうございます。
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