貯金0円から1,000万円以上の金融資産を保有する方法(株主優待編)

『貯金0円から1,000万円以上の金融資産を保有する方法』の投資(株主優待)編になります。
『貯金0円から1,000万円以上の金融資産を保有する方法』の保険見直し編をご覧でない方はこちらからどうぞ↓
1、投資へ
保険を見直したことによって毎月引かれるお金が少なくなり、また、断捨離によって物を買わなくなったため、貯蓄は順調に殖えてきました。
ですが、固定費の見直しや日々の節約だけではハイペースな貯蓄ができません。
いろいろ考えた結果、2011年から株式投資を始めました。
個別銘柄への投資がスタートです。
もちろん、撃沈でした。
節約によって順調に資産を殖やしてきたのですが、株式投資によって資産を減らしててしまいました・・・。
さすがに嫁さんには言えませんでした。
そして、個別銘柄で失敗し、次は「株主優待投資」へ切り替えることにしました。
そして、順調に資産を殖やすことができました。
株主優待投資についてはこちらの記事をご覧下さい↓
http://kabumile.fool.jp/2018/10/11/post-2794/
①なぜ、株主優待で資産を殖やすことができるのか?
クロス取引をするのです。
しかも、クロス取引はノーリスクです。
資産は減らない方法です。
クロス取引とは、同一の銘柄を「現物買い」で保有し、同時に信用取引で「信用売り」をすることです。
これによって、現物買いで保有することによって株主優待権利を取得する一方で、権利後の値下がりを信用売りで相殺することができます。
つまり、株価が値下がりした場合、「現物買い」の分は損をしても、「信用売り」で利益になりますからプラスマイナスゼロになります。
このクロス取引(つなぎ売り)によって、少額な手数料だけでノーリスクで株主優待品が獲得できてしまいます。
100万円を株主優待投資(クロス取引)に使用することができれば、毎年10万円の利益ができます。
今の時代、銀行に預けていても10%の利回りなんてあり得ません。
あり得ないことが、株主優待投資によって得ることができます。
例えば、2,000円のクオカードを手数料500円の支払いで貰えたとします。
そして、2,000円のクオカードは高いところだと96%くらいで買い取ってくれますので、1,920円で現金に換金することができます。
1,920円(クオカードを売った金額)-500円(クロス取引の手数料)=1,420円の利益になります。
また、マクドナルドの優待券であれば1冊3,500円以上でヤフオクで売ることができます。
ANAの株主優待も1枚3,000円くらいでヤフオクで売ることができます。
オリエンタルランドのディズニーランドの入園券も7,000円くらいでヤフオクで売ることができます。
外食の優待券は8~9割くらいの値段で大半がヤフオクで売れます。
他にもヤフオクで意外にも高値で売ることができるものもあります。
そういうことを繰り返していくことによって100万円の初期投資金額が110万円くらいまで殖えることができてしまいます。
②クロス取引の注意点
クロス取引を実施するにあたって注意点があります。
上記内容を読んだことによって株主優待に興味を沸かれる方もいるかもしれませんが、最近の株主優待ブームによってクロス取引が大人気になり、クロス取引をやりたくても株が売り切れ状態になっています。
なぜならば、クロス取引は信用売りをする必要があり、信用売りをするためには証券会社から株を借りなければいけません。
ですが、証券会社も無限に株を持っているわけではなく、一定数しか証券会社も持っていないないため、少ない株の取り合いが激しいです。
そのため、買いたいと思っても買えないケースが最近は謙虚に発生しております。
③クロス取引ができないのであればどうすればいいのか?
クロス取引ができる銘柄はクロス取引を実施し、他は長期保有目的で株を現物買いするしかありません。
但し、優待目的で株を現物買いする場合、一番気を付けなければいけないことがあります。
それは「権利落ち」です。
権利落ちとは、優待品が貰える日まで株を持っていて(権利日まで株を持つ)、権利を得た翌日は株を持つ意味がなくなるため、多くの人が株を売ってしまいます。
なぜ、株を持つ意味がなくなるのか?
通常、年に1回か2回しか優待品が貰えません。
そのため、優待品が貰える権利を獲得したら、半年後、又は1年後まで優待品が貰えません。
1年近く、現金がその会社の購入資金として滞留してしまいます。
多くの方は、別の優待品を貰うための資金を確保するために、権利を獲得した会社の株を売ってしまうのです。
そのため、権利後の優待株は大きく下がってしまうのです。
下の株は来年の2月に権利を迎える「マックスバリュー中部」という会社です。
100株購入でイオングループでご利用可能な100円買い物券が50枚も貰える人気な銘柄です。
赤丸部分が2018年2月権利後の下落です。
権利後に約10%下落しています。
権利直前に157,000円で購入していたら、権利後は約145,000円までお金が減っていることになります。
5,000円の優待品のために約1万2千円の損失を出しているということです。
この下落を『権利落ち』と言います。
このような下落があるから「株は損するもの」と思われてしまう要因の一つでもあります。
権利落ちを避けるために、権利日の2~3ヵ月前からほしい優待株を購入する人もいます。
ですが、「マックスバリュー中部」の場合、来年の2月が権利日にも関わらず、2018年の8月くらいから株価が上昇しています。
みんなも同じことを考えているため、権利日の2~3ヵ月ではなく、半年前から株価が上昇してしまう優待株も中にはあります。
また、半年前から購入したにも関わらず、買った日が株価が高い状態であって、権利日になるまでの半年間は上昇もせず下落することもなく権利日を迎えて、権利後に5~10%の損失になってしまうことも多くあります。
他には、半年前から先回りで購入したにも関わらず、権利日の前に優待内容が悪くなる(改悪)発表をしたり、会社の業績に関わることで何か悪い発表があると下落してしまうことも少なからずあります。
それだけに、優待取りは簡単なようでとても難しいです。
④結局、どうすればいいのか?
現物買いで長期保有するのです。
厳選して、お得な銘柄を長期保有するのです。
「お得な銘柄なんて分からない!」
と最初は思います。
私のブログには、株主優待で貰った物をアップしています。
※このブログは2018年6月に開設したため、2018年の3月権利分から獲得した優待品をアップしています。
アップした優待品には利回りを載せています。
優待品だけの利回りと、配当金だけの利回りを載せて、優待品利回りと配当金利回りを足した総合利回りも載せています。
総合利回りが4%を超える銘柄に関してはお得だと思ってもらって大丈夫です。
お得な銘柄を長期で保有することによって、年に2回又は年に1回の優待品を貰うことができます。
年に1~2回だけだと少し寂しいかもしれませんが、最近は、クロス取引対策で各企業が長期現物買いの保有者に対して、優待品が多く貰える場合もあります。
1年未満の保有者には1,000円のクオカードだけど、1年以上保有すると倍の2,000円のクオカードが貰える銘柄もあります。
⑤どれくらいの利益が得られるのか?
優待品を貰っても権利落ちで損をしたからと言って売ってしまったら意味がありません。
そのため、25~30銘柄に分散して株を購入すると教科書的には7~10%の利益は可能です。
購入したばかりの時は全体的にマイナスになる傾向にありますがジッと我慢することによって少しずつ殖えていきます。
更に業種をばらすことによって日経平均よりも高い利回りを獲得することは十分に可能だと考えています。
こちらは2017年の8月くらいから株主優待目的で33銘柄購入し続けた結果です↓
13.72%の利益を出しています。
2018年10月には日経平均が24,000円でしたが、約2週間で21,000円まで下落する小さな暴落がありましたが2018年11月9日現在でも13.72%の利益が出ています。
最初は優待品が少なくてもどかしさがあるかもしれませんが、我慢すれば資産が殖えて、買える銘柄が増えていけばたくさんの優待が貰えるようになります。
焦りは禁物です。
たくさんの優待品が貰えるようになれば、お金を使うことが確実に少なくなります。
優待品でお金を使わなければ貯蓄がどんどん殖えていきます。
株主優待投資でも資産が殖えていきます。
ダブル効果で激的に資産が殖えていくことになります。
⑥優待品の数々
10月からの新米ラッシュで30kg分の新米の在庫が現在あります。
既に10kgは使っていますがまだまだ残っています。
新米がなくなってもお米券が46kg分あります。
お米券はドラックストアで現金変わりとして使用することができます。
近所の飲食店の優待品も積極的に獲得していますので、週末(土日)は昼と夜は毎週外食です。
クオカードも10万円以上貯まっているため、日用品(消耗品)は高くてもコンビニで購入できるためお金を使いません。
子どものお菓子もコンビニで購入できます。
1枚3,000円クオカードです↓
1枚2,000円クオカードです↓
写真左側が1枚1,000円クオカードで、写真右側が500円クオカードです↓
子どもの靴や服、スポーツ用品も優待品で賄えます。
日用品も貰えます。
我が家はクロス取引もやりますが、現物買いで株を持ちっぱなしもしているため配当金も貰えます。
我が家は年間で600社ほどから優待品を貰っています。
※1社で複数名義購入していることが多いため、会社数はもう少し減ります
株主優待目的で投資をすることによって、一気に貯蓄スピードがアップしました。
まずは、こちら↓の本で勉強してみるのも良いと思います。
上場株1450社の優待銘柄の一覧表です。
株を始めたばかりの人には大変便利な一冊です。
最初はどんな優待品があるのか分からないので一覧になっていると大変分かりやすいです。
優待生活をしている桐谷さんです。
初めての人はどんな証券会社を開設すればいいのか?少ない資金で得られる優待品などの情報が載っています。
初めてやる株主優待についての疑問を教えてくれます。
ここまでありがとうございます。
クリックして頂けると嬉しいです↓
-
前の記事
吉野家 株主優待 食事券(優待品+配当利回り4.28%) 2018.11.11
-
次の記事
ミニストップ 株主優待 無料券(優待品+配当利回り3.69%) 2018.11.12
コメントを書く