貯金0円から1,000万円以上の金融資産を保有する方法(保険見直し編)
- 2018.11.10
- 投資
我が家は32歳のときにキャッシュでマイホームを購入しました。
そして、その時点で、我が家の貯金は底をつきました。
本来、マイホームを購入する場合、一定の金額を残すことが一般的だと思います。
夢のマイホームを手に入れても、何かあったときに路頭に迷う可能性があるためです。
ですが、住宅ローン(借金)を組みたくないという思いが強く、全財産を使って住宅ローンを組まずにマイホームを手に入れることができました。
そして、ほぼ0円の状態からスタートし、必死に家計の見直しを実施しました。
その結果、約5年(37歳)で1,000万円の貯蓄に成功することができました。
1,000万円以上貯めた過程を、ある一家族の一例として読んで頂けますと幸いです。
「保険編」「株主優待編」「ポイント編」に分けて記事にしたいと思います。
1、固定費の見直し
まず最初に取り組んだことは固定費の見直しです。
保険です。
我が家は、現在「火災保険」「自動車保険」「低払いもどし金型定期保険」しか加入していません。
ただ、「低払いもどし金型定期保険」は契約したことを後悔しています。
「低払いもどし金型定期保険」は一括で400万円支払い、死亡/高度障害のときに810万円貰えるという保険です。
また、60歳くらいで解約すると600万円になり、80歳で解約すると700万円に殖えて戻ってきます。
老後のことを考えてその時は契約をしました。
ですが、今解約すると、400万円支払ったのに150万円しか戻ってきません。
さすがに250万円のマイナスは躊躇してしまいます・・・。
50歳になれば±0で解約できるのですが、50歳から10年間我慢すれば200万円殖えてもらえるため、そのまま継続契約の可能性が高いです。
お金は融通するためにあると考えているのですが、400万円を50歳近くまで引き出せない状態にすることはお金の融通性を損ない、契約したことを後悔しています。
保険の見直しをする前までは、火災保険、自動車保険、低払いもどし金型定期保険以外にも、生命保険、医療保険、学資保険、地震保険、名前は忘れましたが貯蓄性のある年金保険に入っていました。
ですが、火災保険、自動車保険、低払いもどし金型定期保険以外は全て解約しました。
32歳のときに生命保険を解約して、一家の大黒柱でもある私の生命保険は「低払いもどし金型定期保険」の810万円分しかありませんでした。
32歳で幼い子どもが2人いる状態で、貯蓄が0円で、かなりハイリスクではあったのですが解約しました。
医療保険も「高額療養費制度があり、また、ある程度の貯蓄があれば必要ない」という判断で解約しました。
解約するとき、「ある程度の貯蓄」すらも貯まっていませんでしたが、思い切って解約しました。
医療保険については、「家計が破算するような事態に備えたい」という場合はお金を失う覚悟で医療保険に頼るしかないかもしれませんが、可能な限り貯蓄で対応できるような健全な家計を築いていきたいと思っています。
学資保険も、一括で200万円支払い18年間でトータル利回りが4.6%のものに加入していました。
18年間預けても60万円の利息のみです。
18年間、200万円が引き出せない状態で、しかも、低金利(18年間で4.6%)のものに縛られることの無意味さを学ぶことによって解約しました。
学資保険の解約についてはこちらの記事に記載しています↓
学資保険を解約して、その資金でIPO投資と株主優待投資を実践中ですが、株主優待投資だけで年間10%の利回りは出せています。
学資保険だと18年間で4.6%ですが、株主優待投資をやることによって1年間で10%の利回りが出せてしまいます。
地震保険も月々高い保険料を支払っている割にはいざという時に貰える額が少ないです。
我が家は東海地方に住んでいるため「東海地震が起こる」と昔から言われています。
東海地震によって、ある程度の保険料が貰えたとしても、それ以上の保険を支払わなければいけない状態になってしまうため解約しました。
以上のことから、現在支払いが発生している保険は年間払いの自動車保険のみです。
火災保険は一括で支払い済みで、低払いもどし金型定期保険も一括で支払い済みです。
保険を見直すことによって、月々の支払いが数万円減り、貯蓄のスピードが上がりました。
2、まとめ
健全な家計を築けていれば、以下の保険のみでOKだと考えています。
1、火災保険
2、自動車保険
3、収入保障保険(死亡保障)
医療保険の場合、入院費用として1日1万円を貰うために延々とお金を垂れ流すことはもったいないと思っています。
安さを売りの共済系も加入する必要はないと思います。
貯蓄で対応できるような保険であれば加入する必要はありません。
保険は保険会社が儲かる仕組みになっています。
「みんなが支払う保険料 > 保険会社からもらうお金」
これが成り立たなければ保険会社は成り立ちません。
保険会社が損をするような保険はありません。
お金は融通するためにあるものだと思っています。
学資保険、養老保険、終身保険、個人年金、貯蓄性のある保険などに各ご家庭の大事なお金を毎月つぎ込めば、いざ何か起こってお金が必要なときに対応できません。
または、多くの保険金を月々支払うことによって、車やマイフォーム取得時に自己資金が少なく、多額の借金で多額の利息負担を強いられます。
ですから。お金は融通がきくお金を持つ必要があります。
ケガをして10万円の保険金をもらったとしても、既に10万円以上の保険料を支払っているか、または、これから支払うことになります。
だから、保険会社は儲かるのです。
さらに「初めてがんと診断されたら100万円が貰える。」
「その後の治療費で200万円かかるが、その200万円も保険で補うことができる。」
とセールスマンはアピールするかもしれません。
ですが、合計300万円貰うための保険も必要ないと思います。
300万円を軽く上回る貯蓄ができるような家計を目指せば問題ありません。
がんにならなければ、生涯300万円以上のお金を保険会社にプレゼントするようなものだと考えています。
お金を失う保険ではなく、財産になる貯蓄で備えた方が確実にお得であることに10年前に気が付き、最低限以下の保険しか加入しなくなりました。
そして、貯まってきた貯蓄を運用(投資)することによって、更に貯蓄スピードがアップしていきます。
あくまでも素人の私の考えであり、全てが正しいとは思っていません。
最終的には自己責任でお願い致します。
ここまでありがとうございます。
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